3月15日ごろまで
下小田中2の28の8の森田和子さんが、10年前から作り続けているつるし雛(びな)を自宅に飾り、一般に公開している。3月15日ごろまで。
2千体の作品は一つずつ手縫い
厄よけの赤い布をまとった「さるぼぼ」、唐辛子、桃など、生まれてきた子どもが衣食住に困らず健康に育つことを願って飾られるつるし雛。端切れを使い、一つずつ手縫いした作品は約2千体にのぼり、部屋一帯が華やかな雰囲気に包まれている。
子どものころから手先が器用で、物作りが好きという森田さん。知人につるし雛製作の教えを乞い、その後は図書館の資料を参考にしながら作り続け、毎年その数を増やしてきた。当初は、営んでいた美容室に飾っていたが、9年前に店を閉め家をリフォームしたときに展示専用の部屋を用意した。
「人の作品を見ることも、自分の作品を見てもらうことも好き。立ち寄ってくれた人が喜んでくれたら」と森田さん。
五円玉を編んで作った甲冑(かっちゅう)も
娘の五段飾りのひな人形、孫のために五円玉を編んで作った甲冑(かっちゅう)も展示している。
(問)森田さん【電話】090・1558・5645