厚木市飯山の厚木農園(秋元毅代表)で、11月にスタートした「ICHIGO MARCHE」(イチゴマルシェ)が賑わっている。毎月1回定期的に開かれており、土日の2日間合わせて1000人超が訪れている。
マルシェは、厚木農園と厚木市内のレストラン「2343フードラボ」の共催。ひび割れやキズにより、行き場を失った農産物のフードロス改善と厚木の魅力を発信する場所にしたいと考える両者の思いが合致した。
限定スィーツのほか近隣生産者のこだわり野菜も
会場では、同園のイチゴやトマトを使った限定スイーツ等の販売だけでなく、趣旨に賛同して出店する近隣生産者が手掛けた農産物も主役だ。ブースには無農薬で育てられた太過ぎる大根など、こだわりの野菜も並び、美味しさという魅力を発信する。
SNSによる周知と口コミだけで来場者を増やす要因の一つにロケーションの良さもある。豊かな自然に囲まれた環境の中に芝生の広場も備えており、自宅から持参した弁当を広げて一日を過ごす家族連れも少なくないという。コロナ禍でも密を気にせず遊べる点も後押しとなった。
秋元代表は今後について「フードロス改善の働きかけがきっかけで、厚木や飯山のファンが増えてもらえたら」と期待を寄せていた。次回は3月12日(土)と13日(日)の午前9時〜午後3時30分。
詳細はインスタグラムで確認を:https://www.instagram.com/ichigo_marche/