大倉山・大曽根地区のカフェ4店舗が共同企画したスタンプラリー「大倉山 春のcafeまつり」が3月末まで開催中だ。
発端は「pukutto食堂」(大倉山3の5の11のA)の店主、坂口萌さん=人物風土記で紹介=が、交流のあった同じ大倉山のカフェ「OTTOTTO(おっとっと) COFFEE(大倉山1の18の26※17時〜飲み喰い道楽 男魚魚(おっとっと))」スタッフ、高清水綾さんに、例年売上の落ちる年初に一緒に何かやろうと声をかけたこと。1カ月ほどで企画を練り上げ、さらに、近隣で交流があった個性的なカフェ「喫茶ぽるく」(大倉山2の7の47の102)の大山保・長島京子さん、「喫茶ありをり」(大曽根1の9の9)の本間達哉・智子さんにも参加を打診した。
スタンプを4店舗分集めると
メインは大手製パン会社の春のキャンペーンをもじって、スタンプを4店舗分集めると「白くないお皿(美濃焼)がもらえる」企画に。その他、各店舗への来店数に応じてジャムなどのプレゼントも用意した。「実はメインのお皿は、一度追加したのですがもうなくなってしまって」と坂口さん。ただ来店客は「いつか行きたいと思っていた」というカフェ好きな人が多く、「プレゼント(の有無は)は別として、これをきっかけに4店舗制覇したい」と話してくれるという。
来年は大倉山を盛り上げる仲間をもっと増やしたい
月替わりのアート展示が特徴の「喫茶ぽるく」長島さんは「若い人たちから声をかけてもらって嬉しかったし、お客さんも増えた。大倉山の5年後が楽しみになった」。店の2階がリラクゼーションサロンという「喫茶ありをり」の本間達哉さんは「プレゼント目的というより、のんびりイベントに参加してくれる人も多い」と話す。高清水さんは「萌さんの店のプリンを、こちらで『玉の輿プリン』として出すなどの楽しいコラボも。来年は大倉山を盛り上げる仲間をもっと増やしたい」と意気込んだ。