「トゥギャザーしようぜ!」など英語交じりの『ルー語』で一世を風靡したルー大柴さん(68)。親の介護を経験した一方で、50歳を過ぎてから茶道の師範になるなど、人生の「ディスカバー(発見)」を求め続けるルーさんに人生を楽しく生きるヒントを聞いた。
いつも若々しくエネルギッシュな秘訣は?
「大切なのは毎日を一生懸命生きるということですかね。50歳を過ぎると『もうこれくらいでいいかな』とか、定年になると家で過ごす時間も多くなったりするんだろうけど、身体が元気なうちは人に望まれたら、何かされた方が良いのではないかと思いますね」
ご自身も50歳を過ぎてから茶道の師範の資格を取られましたね。
「自分を変えるというのは非常に難しいけれど、目標を持つことはとても良かった。今になって考えれば自信にもなったし、人生の幅が広がったと感じます。私は今68歳ですけど、70歳とか80歳になってもお元気な方が多いですよね。人生は一度きりですから、動けるうちは何かに挑戦することで、20代30代とは違う人生の新しいディスカバー(発見)があるのではと思います」
ご自身のお母様や奥様のご両親が介護施設に入居された時のことをお聞かせください。
「それぞれの施設で看護師さんや介護士さんたちが本当に親身になってお世話をしてくれて、本当にすごいなと思いました。自分たちで全て行うのは大変ですし、いざという時にそうなったら頼れる存在も大切だと思います」
老後の資金を心配される方も多いです。
「それ、ベリーインポータント(すごい重要)ですね。誰しも子どもや孫に財産を残してあげたいと思いますよね。でも、人生100年と長生きするなら、介護とか自分たちの老後にちゃんとお金を使うことも大事。その上でしっかりと考えて、残せるものは残してあげたいですね」
医師監修の生活習慣病予防の体操を広めようとされていますね。
「体操とクイズを組み合わせ、ボディ(身体)とヘッド(頭)に良い、家でも簡単に若返る『GymGym(ジムジム)』エクササイズです。ユーチューブですぐ検索できるので、ぜひエブリバディ(皆)でトゥギャザーしましょう!」
読者に人生100年時代を楽しく生きるためのメッセージを。
「自分を信じて、1回しかない人生を楽しみましょう。ラストはあまり無理をせず、色々なものを眺めながら、生きていければ良いのでは。私も皆さんをライト(明るく)するため、ずっとトゥギャザーしたいと思います」