関戸公民館の特設ギャラリーで現在、聖蹟桜ヶ丘駅周辺の店舗で構成される「桜ヶ丘商店会連合会」が東日本大震災で被災した福島県浪江町などと交流してきた歩みが分かる写真、資料が展示されている。
震災から11年を経た浪江の現在の様子を知ることができるほか、「神戸・福島・多摩をつなぐ写真展〜震災を語り継ぐために〜」とし、交流に加わった多摩と浪江の児童生徒らが震災などに対する思いを記した桜の花びらの形をしたメッセージカードがギャラリー一面に展示されている。
企画した商連の平清太郎さんは「震災を風化させないためにも実施した。浪江の今を知ることができるブースでは、震災前と現在の『落差』を知ることができると思う。足を運んでもらえれば」と話している。写真展は3月31日(木)まで。観覧自由。

被災地の今が分かるブース