小田原寿町郵便局(市内寿町3の5の37)が地元の景色をデザインしたオリジナル風景印を新たに作成し、3月18日から押印を開始した。
1962年に開局した寿町郵便局は今年で60周年。記念事業の一環として作られたオリジナル印には、山王川の桜並木と小田原城の桜が盛り込まれている。
名所旧跡などがデザインされた「風景入通信日付印」(通称・風景印)は消印の一種で、鳶色(とびいろ)と呼ばれる赤茶色のインクで希望者に押される。
押印開始日のスタンプを収集するファンも多く、同局でも日本全国や海外から約450通の押印希望郵便物が届いた。大石和紘局長は「手紙文化の発信と合わせ、地域自慢の桜並木を知っていただけたら」と話す。
同局では現在、図柄で使用された山王川と小田原城のポストカードを無料で限定配布しているほか「風景印展 日本の名城50」を開催中。(問)同局【電話】0465・34・9972