横浜をモチーフにした作品　全12点を展示

　ガーデンネックレス横浜の特別企画として、葉っぱ切り絵アーティストのリトさん（35）＝保土ケ谷区在住＝による作品展が、山下公園レストハウスインフォメーションセンターで行われている。５月８日まで。

　リトさんはＡＤＨＤ（発達障害）による偏った集中力を生かして、２０２０年から独学で葉っぱ切り絵の制作をスタート。完成した作品を屋外で撮影し、ＳＮＳを通じて毎日作品を発表し続けている。擬人化したかわいい動物や１枚の葉っぱの上に広がる心温まるストーリーが老若男女問わず人気を集め、国内外のメディアで続々と紹介されている今話題のアーティストだ。

　同イベントのために制作された初公開作品『春風に乗ってどこまでも』をはじめ、中華街やみなとみらいといった横浜をモチーフにした作品＝写真＝など全12点を展示。ＳＮＳで発表した写真と現物の葉っぱ切り絵をあわせて見ることができる。会場では制作風景の紹介動画が見られるほか、著書やポストカードなどのオリジナルグッズも販売されている。

特別展示「ロスフラワー」を使用したフラワーアトリウムも開催中

　ほかにも国内外で活躍するフラワーアーティストのＨｉｋａｒｕ Ｓｅｉｎｏさんの特別展示として、生花店や結婚式場、ホテルなどでまだ観賞価値があるものの廃棄されてしまう花「ロスフラワー」を使用したフラワーアトリウムが展示されている。

　入場無料。午前10時から午後５時まで。