藤野やまなみ温泉(牧野)に隣接するやまなみ公園では、4月下旬に芝桜が見頃を迎える。2019年に植えられた白と赤の芝桜。1000株以上が、この時期に一斉に咲き誇る。
この芝桜を管理するのは活動して13年になる牧野元気創生会(志村孝夫会長)。やまなみ温泉に来た人に「より楽しんでほしい」と隣接する当時の町有地を借り、整備を始めたのがきっかけ。現在は芝桜、アナベル(アジサイ)、オカメザクラ、レンギョウ、サツキなどを植えて地域に憩いの場を提供している。
同会の活動は3月から11月の毎月第2・4土曜。設立当初は志村会長、名久井孝昭さんの2人だったが、「続けるうちに仲間が増えて、今は約20人くらいかな」と志村会長。法政大学多摩キャンパスのボランティアサークル・たまぼらの学生も活動に参加する。
1年を通して楽しめる場に
4月最初の活動になった9日は、学生5人を交えた17人で公園の除草作業などを行った。志村会長は「花を植えて公園を整備していくことでこの場所が地域の憩いの場になっている。活動を継続していき、この場所が1年を通して花を楽しめる場所になるようにやっていきたい」と話す。
なお、同会では今年の芝桜は20日(水)頃に見頃を迎えると予測している。