◇県立保土ケ谷公園内にある印象的なエメラルドグリーンの屋根のあの建物
県民の芸術活動をサポートする施設として建設され、開館30周年を迎えた「かながわアートホール」は、神奈川県唯一のプロオーケストラ「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の練習拠点としても活用される県内有数の音楽施設。
ホールと大小5つのスタジオを備え、音楽・演劇・舞踊などプロ・アマを問わず、練習・発表の場として広く利用されています。年間5万人近い人が利用しているそうです。
屋根いろ総選挙!?「もっと身近な音楽ホールに」
開館30周年を前に行われた大規模改修工事の際、屋根の色を公募で決める「屋根いろ総選挙」を企画。圧倒的な支持を集め「当選」したのが、あの印象的な「エメラルドグリーン」でした。
エントランス上部は、屋根全体の緑色に比べ若干淡い色合いで塗装されています。実はこれはホールが開館した1992年に保土ケ谷区の色に制定された「ほどがやグリーン」と呼ばれる色だそうです。とてもユニークな取り組みですね。
◇えっ!?そんな楽しみ方も…
名作映画を楽しむDVD鑑賞会は大人気企画
音楽ホールならではの音響環境を活かした「DVD鑑賞会」は毎回、多くの人が訪れる同ホールの目玉企画のひとつ。自宅のテレビとは違う大型スクリーンで、映画通の加藤副館長が厳選した懐かしの名作映画を無料で楽しめるとあって、中高年を中心に常連のファンも数多いそうです。
上映前の副館長の解説コーナーは観客との掛け合いもあり、一見の価値あり!
- DVD鑑賞会に関する情報は https://www.kanagawa-arthall.jp/event/ から
プロ楽団のリハーサルが見られる
神奈川フィルのリハーサルの様子が不定期で公開されています。本番を控えたオーケストラのリハーサルを見ることができるのは貴重ですね。
リハーサル公開に関する情報は https://www.kanagawa-arthall.jp/event/ から
◇カメラの向こう側にいる大観衆へ。「新たな発表のスタイル」
新型コロナは芸術分野にも大きな影響を及ぼしました。同ホールでは「新たな発表のスタイル」を提案。ネット配信専用光回線を無料で開放しています。再生回数が3千回に迫る動画も。配信方法がわからなくても大丈夫!スタッフがサポートしてくれます。
◇穴場の洋食レストラン「エコーナイン」で舌鼓
ホール内にある洋食レストラン「エコーナイン」。今回は一番人気の「ハンバーグ」をチョイス!ふっくらしたハンバーグに濃厚なデミグラスソース。「間違いない逸品」です。ちなみに館長さんのおススメは「カツカレー」だそうです。