プロ楽団の拠点。音響抜群の環境
神奈川県内唯一のプロオーケストラ「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の練習拠点としても活用される「かながわアートホール」は、保土ケ谷区花見台の県立保土ケ谷公園内にある県内有数の音楽施設として知られています。
- 県民の芸術活動をサポートする施設で音楽・演劇・舞踊などの練習・発表に利用することができるホールや大きさの異なる5つのスタジオを備えています。
ネット配信専用光回線を無料開放 「新たな発表の形」後押し
新型コロナウイス感染症の影響は芸術分野にも大きな影響を及ぼしています。そんな中、「新たな発表のスタイル」として、プロ・アマを問わず、オンラインで活動を配信する動きが急速に進んでいます。「かながわアートホール」ではWithコロナ時代における芸術の在り方を模索してきました。
- 辿り着いたのが「オンライン」による配信設備の整備でした。
「カメラの向こう側にいる大観衆」へ
ホールでは光回線を常設し主催事業の配信する計画でした。しかし、コロナ禍が長引き、プロ・アマ問わず多くの芸術関係者が「発表の場」を失っている状況を危惧。動画配信は「舞台に立つ側」「舞台を鑑賞する側」双方の需要に応えられる「新たなツール」になると判断し、プロ・アマを問わず、ホール利用者にも光回線を開放することを決めたといいます。
再生回数1千回を超えるケースも
多くのアーティストや団体が光回線を使った「新たな形」で、コンサートやステージを披露しています。中には再生回数が1千回を超えるものもあり、「新たな発表の形」は確実に定着しつつあります。
「動画配信に大きな期待と無限大の可能性を感じる」
馬場洋一館長は「動画配信は新しい形の発表の場。大きな期待と無限大の可能性を感じています。地方にいる祖父母にお孫さんの発表を見てもらえるなど、プラスの側面もあるのではないかと前向きに捉えている。プロ・アマ問わず多くの方にご利用いただければ」と話しています。
配信方法がわからなくても大丈夫!!スタッフがサポート
ライブ演奏や演劇などの配信を希望する場合は、その旨をホールの利用申し込み時に伝えればOK。光回線使用料は無料で、カメラなど映像制作機材は利用者側が用意します。配信方法などが分からなくても大丈夫。スタッフらがサポートしてくれます。
「カメラの向こう側にいる大観衆」へ向け、一歩を踏み出してみませんか?
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