秦野市の大根地区 に「みんなのベンチ」設置

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秦野産材を使ったベンチを組み立てていく(写真提供/秦野市社協)

「みんなのベンチプロジェクト」

「みんなのベンチプロジェクト」メンバー28人が5月2日、大根地区の高齢者などの休憩所とするためベンチを製作。坂道の途中(秦野市南矢名760の1)に設置しました。

坂道途中の休憩所に

大根地区は坂道が多く、公共施設やスーパー等に歩いていく際に「途中で休めるベンチなどが欲しい」という高齢者等からの声が、民生委員児童委員などを通して上がっていたという。一度は地元の人々を中心に設置に向けて取り組んだが、設置場所などで折り合いがつかず断念。しかしその後、秦野市社会福祉協議会が東京都大田区社協が取り組んだ「みんなのイスプロジェクト」を参考に呼びかけを行い、2021年に「みんなのベンチプロジェクト」が立ち上がりました。

プロジェクトに参加したのは秦野市社協のほか大根地区社協、民生委員児童委員、大根地域高齢者支援センター職員、地元自治会、東海大学生など。大田区社協のベンチ製作に関わった山本厚生さん(秦野市在住)も加わり、当初は10人ほどだったが、会合を重ねるごとに仲間が増えていきました。

設使いやすさ検討し製作

置場所は、小田急線東海大学前5号踏切から県道613号(曽屋鶴巻線)までの坂道のおよその中間地点。普段からこの周辺で休んでいる人が多い場所であることや、ベンチを置く空間があることなどから決め、メンバーの知り合いと秦野市が地権者であることから、両者の協力を得て実現したといいます。

ベンチは「カラフルにする」「絵を描く」などの意見も出たが、最終的には秦野産ヒノキを使った木の質感を残したものに。多くの人が使えるよう3人掛けにしたほか、高さや背もたれの長さなど、5回にわたる会合で詳細を決めました。

5月2日は28人が集まり、設置場所近くのメンバーの自宅でベンチを製作しました。運び込まれた木材を組み立て、地面には水たまりやぬかるみができないようレンガを敷いて、ベンチを安定させました。メンバーの一人は「地域の人との良い交流にもなったし、楽しかった。散歩する人も多い道なので、設置以来すでに多くの人が喜んで使っている様子を見かけます」と話します。

秦野市社協の末吉陽菜さんは「ベンチを置くことで住みやすいまちになる。今後も要望があれば、他の地域でもプロジェクトを発足させていきたい」と話しています。

プロジェクトのメンバーら(写真提供/秦野市社協)

設置されたベンチ

 

 

 

住所

神奈川県秦野市南矢名760の1

公開日:2022-05-23

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