地震活動の活発化、気候変動や都市化などにより、自然災害に対する脅威は年々膨らみ続けている。そこで、藤沢市湘南台の「一平土地建物株式会社」(廣木貞幸代表取締役)が、災害時に自宅で避難できる充分な設備を備えた「災強の家」を誕生させた。
5つの安心
この「災強の家」。建物は地震に強い耐震等級3、屋根などは台風や強風に強い耐風等級2で造られている。シャッターや格子付きの窓も整備。強風時の飛来物からガラスの破損や飛散を防いでくれる。それ以外の窓もガラスが飛散しないように防犯ガラスを使用している。
万一の断水時に備えて、2つの貯水機能も完備。太陽光発電にV2Hを搭載しているので、EV車を家庭用の蓄電池として使用でき、停電時においても安心して暮らすことができる。
市内で見学会
気候変動への具体的な対策ともいえるこの「災強の家」のモデル棟見学会が、6月18日㈯・19日㈰に市内石川で開催される。事前予約制で1日に3回実施されるようで、各回先着5組まで。興味のある人は気軽に問合せを。