学校での職業講話や居場所づくり、職場見学のコーディネートなど、若者たちのキャリア教育を行っているNPO法人アスリード。地元企業と学校をつなぎ、大人と若者の双方が一緒に育っていけるよう、出会いと学びの場を提供している。
藤沢市でも活動の幅を広げており、昨年は市内の2つの中学校で職業講話「みらいteacher」を実施した。
実際に社会で働く先輩の声に、真剣に耳を傾けた生徒たち。事前のアンケートでは将来に「不安を感じる」「やや不安を感じる」が82%だったのに対し、講話後の同様のアンケートでは「前向き」「やや前向き」との回答が82%と逆転した。講師を務めた企業からも「生きづらさを抱える若者の気持ちを聞くことができた」「自分たちの視野も広がった」との声が上がったという。
コロナ禍では、オンラインやユーチューブを使った活動にも注力。実際の仕事現場から中継を結ぶなど、「リアル」な声を届ける工夫も行っている。また、学校での居場所づくりや不登校に関する市民向け講座なども充実させていく予定だ。
現在、同法人では月々500円から活動を支援できるサポーターを募集している。詳しくは「アスリード マンスリーサポーター」で検索を。学校関係者の問合せ、企業の協賛、個人の寄付なども気軽に問合せを。
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