私設庭園【隠れ花菖蒲園】初夏彩る花爛漫・ハナショウブ、アジサイが見ごろ@三浦市南下浦

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「隠れ花菖蒲園」の愛称で知られる石井さん宅の私設庭園(南下浦町菊名868)で初夏の花々が見ごろを迎えている=写真(6月2日撮影)。

 石井千代子さん(93)が「日々の癒やしに」と、40年以上前に季節の花々を植えたこときっかけとなり、徐々に規模を拡大。開花期間中は一般開放するようになり、1千平方メートルもの敷地には手塩にかけて育てられたハナショウブやアジサイ、ユリ、タチアオイなどが咲き乱れる。里山に響く鳥のさえずりに呼応するように、薫風に花びらが揺れる様子が「日本の原風景のようだ」などと評判を呼び、毎年多くの人が訪れるようになった。

受け継がれる想い

 毎日庭の手入れを欠かさなかった千代子さんも高齢には勝てず、昨年9月から施設に入所。今は息子の富夫さん(68)が敷地を管理している。「この時季はメロンやカボチャなど畑仕事もピークで忙しいが、母親の喜ぶ姿が忘れられない。生きている限りは頑張るつもり」と腰に手を当てながら立ち上がった。

今年は例年より10日間ほど開花が早いが、6月中旬から下旬ごろまで花を楽しめるという。「神台」バス停より徒歩約10分。時間は午前9時から午後4時ごろまで。入園無料。駐車場・休憩所・直売所あり。

住所

神奈川県三浦市南下浦菊名868

費用

入園無料

公開日:2022-06-14

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