地元漁業者や観光協会などでつくる「小網代観光振興活性化検討協議会」が引き揚げた「小網代湾海底熟成ワイン」=写真=が7月中旬から、ホテル京急油壺観潮荘(小網代)と観音崎京急ホテル(横須賀市走水)で販売されている。
漁業者の新たな収入源の創出などを目的として、同協議会が2018年度から開始したプロジェクト。海底の一定した水温によって熟成が進み、まろやかで深みのある味わいに変化したオリジナルワインで、今回本格的に事業化した。
提供されるのは、2021年12月に沈下し、2022年6月末に引き揚げられた約1700本の一部。ボトルには熟成の証である自然の貝やフジツボが付着しており、特別感ある見た目が魅力だ。価格は赤ワイン1本・9千円〜1万2千円。いずれも税込。
三浦市ふるさと納税の返礼にも登録された。