相模原市中央区千代田在住の俳優・井上弘久さん(69)が独演する「朗読演劇の夕べ〜カリンバによる弾き語り〜」が8月6日(土)、メイプルホール(千代田2の2の15)で上演される。午後3時30分開場、4時開演。チケットは一般2500円、学生2000円(どちらも税込)。
井上さんがカリンバなどの楽器を奏でながら文学作品を朗読。劇中の登場人物をすべて1人で演じる。今年2月、九州・小倉で初めて行った弾き語りの公演を、長年住んでいる相模原でも希望し、実現に至った。

奏でられるカリンバ
2部構成で、第1部は宮沢賢治の『セロ弾きのゴーシュ』、第2部は石牟礼道子の『椿の海の記・抄』を上演。井上さんは、「私たち人間は今、行き詰まりを感じている。宮沢賢治と石牟礼道子は『世界は人間たちだけのものではない』と気付かせてくれる代表格」と話す。
予約、問い合わせはメイプルホール【電話】042・751・5011。