Y’S BODY FACTORY(ワイズボディーファクトリー、葉山町堀内)を運営し、メンタルコーチとしても活動する日高靖夫さんが、ジュニアアスリート向けのメンタル指導を普及させようと活動を始めた。仲間とともにオリジナルトなどを製作。それを全国の子ども達に届けようと、先月にはクラウドファンディングも実施し100人以上の支援者が集まった。
「大きな一歩を踏み出せた。日本ではまだまだ馴染みのないココロの大切さを広め、スポーツ指導の負の部分をなくし、子どもたちの笑顔と成長に寄与できたら」と意気込んでいる。
地元では現在、慶応大学ヨット部や南郷中バスケ部などでメンタルコーチを行っている。「Jリーグでさえ、専任コーチがいるのは1チームだけ。心技体が大切と言われながら、日本は心に関する取り組みが遅れている」という。
ノートは1日の振り返りと、明日の目標を60日間にわたって書き込める仕様。カードには、チームメイトの良いところを書き出して、プレゼントしあう仕組みだ。「自分、指導者、そして仲間とつながることで、自信を育みながら成長できる」と日高さん。すでに、サッカーチームの横須賀シーガルズや葉山中サッカー部のほか、全国12のチームが導入し、選手、指導者双方から好評の声が寄せられている。
現在、このノートとカードを活用したいチームや部活を募集中。対象は小学校高学年から中学3年までで、スポーツの種類は問わず、料金もかからない。問い合わせはメール:ysbodyfactory@yahoo.co