多くの名作を残した新藤兼人監督の映画「裸の島」の上映会が9月17日午後2時から南公会堂で行われる。主催は映画ファンによる市民団体「横浜キネマ倶楽部」。
小さな島の荒れ地を耕して作物を育てる夫婦を中心としたストーリー。近くの島から毎日何度も桶に水を汲んで運び、2人の子どもの様子とともに描かれる物語には、セリフが一切なく、映像と音楽で人間が生きること、働くことの厳しさを伝えている。作品はモスクワ国際映画祭のグランプリを受賞するなど、国際的に評価された。
2012年に亡くなった新藤監督の生誕110年・没後10年を記念して上映する。上映後に交流会あり。前売り1千円、当日1300円。「チケットぴあ」でも販売。問い合わせは横浜キネマ倶楽部【電話】080・2554・8023。












