川崎市文化財団は、今井南町の生涯学習プラザでパラアート作品の常設展示を始めた。
市の「かわさきパラムーブメント」に基づく、障害のあるなしにかかわらず、文化芸術活動に親しむことができる環境づくりの一環。多くの市民がパラアート作品を目にする機会を増やし、障害のあるアーティストの育成も目的にする。
第1弾は8作品~9月30日まで
第1弾は社会福祉法人みのり会(宮前区)に所属する作家の8作品を展示。写真に写る顔の作品は、伊藤有里さんのちぎり絵「巨匠の模写」で、配色や構図などを間近に見て楽しめる。担当者は「作品を展示している4階のロビーは会議室やフィットネスルームもあって、日ごろから多くの利用者が行き交う場所。気軽に立ち寄ってもらえたら」と話す。第1弾の展示は9月30日までを予定。今後は2、3カ月ごとに作品を入れ替えて展示していく。
問合せは同財団【電話】044・272・7366。