津久井商工会女性部(小林節子部長)は、津久井の郷土料理「かんこ焼」の製造ノウハウを学ぶ講習会、試作会を9月17日(土)、午後7時から津久井中央公民館(中野633の1)の料理実習室で開催する。
かんこ焼は、四季折々の具を小麦粉の皮で包み、焼いて蒸したおやきのような食べ物。江戸時代には主に昼食として食された歴史を持つ。同会女性部では、伝統食の継承と地域活性のため、かんこ焼を復活させたいと試作会を重ねている。
今回の講習会、試作会では、かんこ焼の製造や事業参画に興味がある人を対象に一般からも若干名、参加者を募集する。
小林部長は「もの不足の時代に先人が考えた家庭で簡単に作れるおやつを、次の世代に伝えることにより、この地の食文化を考えてみたいと思います。興味のある方はご参加下さい」と話す。
参加無料。申し込み、問い合わせは同会女性部【電話】042・784・1744へ。