藤沢市をホームタウンに活動するサッカークラブ「エブリサ藤沢ユナイテッド」が、新しい応援の形「クラブトークン」を発行し支援を募っています。
- クラブトークンは、クラブを応援する「しるし」や「証」の役割を果たし、購入し保有することができるデジタル上のアイテム。保有者限定でクラブが発案する投票企画への参加や特典への応募ができるなど、新しい体験ができます。海外の大手クラブが採用し話題になるなど、クラブとサポーターをつなぐ次世代のシステムとして期待されています。
2022年4月、新チーム始動
エブリサ藤沢ユナイテッド(櫻井大輔代表)は、2022年4月から神奈川県社会人リーグ2部に所属。4月の新シーズンから、同じ藤沢市を拠点に活動していた「エブリサ藤沢」と「藤沢ユナイテッド」が合併し、「エブリサ藤沢ユナイテッド」という新たなチーム名と体制で1部リーグ昇格を目指し、将来はJリーグ参入を目標にしています。
3年間の話し合いを経て発足したチーム。江の島の風を意味する「エブリサ」と、藤沢の統合を意味する「ユナイテッド」を融合させたクラブは、様々な価値観の違い、方向性の違いがありましたが、『藤沢の未来のために』『藤沢を盛り上げるために』と双方が歩み寄り乗り越えてきました。
クラブは、藤沢市出身、藤沢第一中学校卒業、桐蔭学園高校を経て鹿島アントラーズなどで活躍した橋本研一氏が監督を務めています。
アドバイザーには、元日本代表GKの鈴木康仁氏とフランス1部のクラブやJクラブのGMを歴任してきた祖母井秀隆氏。メンタルコーチは、オリンピック選手の専属トレーナーを歴任してきた柘植陽一郎氏(藤沢市出身)が務めています。選手は、元U-17日本代表や元SC相模原キャプテン、元ドルトムントU23所属選手などが在籍。「本気で藤沢からJを目指す」を体現したチーム体制が敷かれています。
クラブトークンで応援をより身近に
エブリサ藤沢ユナイテッドのクラブトークンは、個人から法人向けまで、ワンコインコースの500ptから1,000,000ptまで6種類。それぞれ特典が異なっています。いずれのコースも投票企画や抽選企画に参加できるのに加え、20,000ptで「ふじキュン♡缶バッジ」、100,000ptで「エブユナユニフォーム着用ふじキュン♡ぬいぐるみ」といった限定グッズも特典になっています。
今回のトークン発行では、ファンコミュニティを更に拡大させ、クラブの最も重要なシンボルである2023年以降の新クラブロゴを決める企画も予定。
発行による販売売上はチームの更なる強化費(遠征費他)、クリエイティブ費用に活用されます。受付は2022年9月26日までです。
購入は?
購入方法は、クラブトークンを販売している「FiNANCiE(フィナンシェ)」のアプリをダウンロードして購入。決済方法はクレジットカード・コンビニ決済・銀行振込が選べます。
本気でJ目指して活躍中
チームは8月7日、全国クラブチームサッカー選手権神奈川県大会で初優勝し、関東大会出場の切符を掴みました。9月17日から千葉県市原市で行われる全国クラブチームサッカー選手権関東大会に出場。関東大会で優勝すると、「Jリーグを目指すチームの登竜門」の位置づけとなる全国大会へと進みます。
橋本監督は「選手たちは関東大会や今後の試合を全力で戦います。トークンを通じてぜひ応援いただければ」と話していました。