高石神社(高石1の31の1)恒例の例大祭が9月18日(日)、午前10時から開催される。
1654年に創建されたとされる同神社。毎年恒例の例大祭は、境内でのお祓いなどに加え、山車や子どもみこしが百合丘駅から高石を練り歩き、盛大に行われてきた。しかし、新型コロナの影響でこの2年は中止に。今年は、神社関係者の間で話し合いが行われ、規模を縮小しての開催を決定。例年実施している、みこしや山車の引き回し、お囃子、芸能、お楽しみ抽選会、屋台などは行わず、神事と大太鼓の車両による町会の巡回、境内での打ち鳴らしのみを行うことになった。
午前10時から神事を行い、10時30分から大太鼓の巡回がスタート。1〜3丁目は午前、4〜6丁目は午後。午後4時30分から境内で打ち鳴らしが行われる。
「音を感じて」
これまで例大祭で使用されてきた大太鼓。長年の使用により傷んでいたことから、修理を行い、今回その新しくなった太鼓が披露される。同神社総代会の福島優会長は「大太鼓の張り替えが完了し素晴らしい出来栄えとなったのでぜひご覧いただければ」と話す。3年ぶりの開催にあたり「例年とは異なる開催方法となり残念ではあるが、久しぶりに開催できることはうれしい。大勢集まるのではなく、静かに太鼓の巡回を見守り、その音を感じてもらえれば」と呼び掛けている。