横浜市港北区の小机駅(曽我部敬小机駅・新横浜駅駅長)構内で、小机駅歴史展が開催されている。10月31日までの初電〜終電。
鉄道開業150年を記念して、開業114年となる同駅の鈴木雅公さん(20)の発案で企画した。構内コンコースやホーム待合室では同駅に因んだ物品や写真が展示されている。旧駅名標や旧時刻表(中央線・横浜線等)、同駅保管の訓練用融雪機、気象告知標識のほか、地元住民らから寄贈、提供された大正時代の小机駅の写真、平屋駅舎時代の写真、同駅に入線した鉄道車両の写真などが並んでいる。
なお、企画への参加は無料だが、駅構内への入場には入場券、もしくは乗車券類が必要。
また、アンケートに記入すると「小机駅 開業から114年」と印字された記念硬券が進呈される。配布場所は駅改札で時間は午前10時〜午後5時。なくなり次第終了。硬券には小机駅で使用していた改札鋏で入鋏体験(9月30日まで)、さらにダッチングマシーンによる日付印字体験(10月1日〜31日 ※印字は鉄道開業日の「10月14日」固定)もできる。体験時間は配布時間と同じ。9月10日の企画開始以来、1日約60人に硬券を発行しているという。
9月23日は「駅開業日」
9月23日の「小机駅開業日」には、Suica又はモバイルSuicaで同駅を利用しアンケートに答えた先着20人に、鉄道のレールを枕木に固定する犬釘を進呈(午前10時〜午後5時/定期券は対象外)といった特別企画も用意される。
同駅配属3年目の鈴木さんは「この駅が好きなので、多くの方に魅力を知ってほしい。そして小机地区に興味を持ってもらえたら」と話す。