平塚市中原在住の奥山真理子さんが10月4日(火)〜9日(日)、作品展「いのちのいずみ」を元麻布ギャラリー平塚(明石町1の1)で開催する。各日午前10時〜午後5時(初日は午後1時から、最終日は4時まで)。鑑賞無料。
2020年に開催した初個展から引き続いて「いのち」をテーマに据えた奥山さん。前回の個展も、老人ホームで暮らす認知症の母に見に来てほしいと企画したが、新型コロナウイルス感染拡大のため外出が難しく、かなわなかった。
奥山さんは「母が思い出してくれるきっかけになればいいなと思って」と、子どもの頃に訪れた千葉県の海岸の砂をコラージュ作品で活用するなど、家族の思い出を作品に込めた。その他、軽井沢の教会などの風景や、子宮をモチーフにした抽象画など色彩豊かに「いのち」のエネルギーを描き上げたアクリル作品30点が並ぶ。