川崎市全町内会連合会(瀧村治雄会長/高津区全町連会長)が9月30日、来年度の予算編成に対する要望書を福田紀彦市長に提出した。
この要望書は、毎年9月に市内の町内会自治会が全市、各区の要望をまとめて市長に提出しているもの。
麻生区からの要望は、【1】災害時における防災計画について【2】新百合ヶ丘駅周辺のまちづくりと横浜市高速鉄道3号線の延伸における中間駅周辺のまちづくりについて【3】麻生区内における都市計画道路等の早期整備について【4】麻生区内における公園管理について。今回の4件はこれまで同様に、市に要望しているものだ。
麻生区町内会連合会の宮野敏男会長は「4件の中でも防災は喫緊の課題。川崎市における震度想定が変わっておらず、備蓄も少ない。備蓄庫を建てることなども含めて検討してほしい」と要望に込めた思いを語る。
瀧村会長は「区だけで解決できる問題ではないので、市をあげて時間をかけてでも実現してもらいたい。すぐに対応してもらえることではないと思うが、粘り強く要望していければ」と話していた。