10月30日まで 山本泰一郎が遺した戦争の記録 企画展が開催中(清川村せせらぎ館)

シェアする

PR・イベントは終了しました。

10月30日まで 山本泰一郎が遺した戦争の記録 企画展が開催中(清川村せせらぎ館)

戦時中、小学校学童の集団疎開をテーマにした企画展

 明治・大正・昭和初期に渡り神奈川県議会議員を務めた「山本泰一郎『事務日誌』に記された清川村・戦争の時代〜横須賀市立逸見小学校学童の集団疎開〜」企画展が、清川村生涯学習センターせせらぎ館1階展示室で行われている。10月30日(日)まで。

山本さんの遺した事務日誌を発見

 山本さんが遺した資料の点検整理を行っている清川村文化財保護委員はこのほど、煤ヶ谷村外一ヶ村組合長の要職にあった期間に記した事務日誌を発見した。

 同委員は、中でも太平洋戦争時(昭和16年12月から20年8月)の記述に注目。企画展では、横須賀から宮ヶ瀬や煤ヶ谷に疎開した子どもたちの様子や、アメリカ・イギリスに対する宣戦布告を地域住民に周知する通知のほか、日誌や戦争関係資料が展示されており、村民が向き合った戦争の時代の一端を知ることができる。

 同保護委員のひとりは「戦争の悲惨さや平和の尊さを考える機会になれば」と話している。

平和祈念パネル展も同時開催

 また、会場ロビーでは清川村平和祈念パネル展が同時開催されており、神奈川県原爆被災者の会協力で原爆投下後の人々の様子などが書かれた絵が展示されている。

開催日

2022年10月15日(土)~2022年10月30日(日)

住所

神奈川県清川村煤ヶ谷2216

問い合わせ

清川村文化財保護委員

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2022-10-24

関連タグ