八王子近隣を走る鉄道の写真展開催@八王子市のギャラリーで11月3日から

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八王子近隣を走る鉄道の写真展開催@八王子市のギャラリーで11月3日から
福島県喜多方市の濁川橋梁を走る磐越西線=2021年12月、金子さん撮影

鉄道の写真およそ30点を展示

 JR中央本線、横浜線、京王線、小田急線など近隣を走る鉄道の写真展が11月3日(木祝)から高尾駅北口近くのギャラリーで開催される。A4サイズの鉄道写真およそ30点を展示する。

 「鉄道150年に贈る旅する鉄道写真展」の主催は「撮り鉄3人組」。相模原市にある市民ギャラリーなどで展示活動をする鉄道撮影グループ「写鉄さがみはら」のメンバー3人。中心となって活動する相模原市中央区在住の金子昭さん(70)に話を聞いた。

カメラを構える金子さん

SL追い50年

 金子さんは蒸気機関車(SL)などの撮影が趣味で、まだSLが現役で運行していた頃からおよそ50年、撮り続けている。SLの魅力について金子さんは「やはりあの煙。あれは人間の息遣いのよう」と表現する。「同じ写真は2度と撮れない」とし、カーブや坂道など力強く煙をはくタイミングを狙って撮る。構図は基本的に「風景が入った」もので「どこを走っているか」がわかるようになっている。

あえてフィルム

 デジタルカメラを使わずフィルムカメラ「オリンパスM1」を愛用している。「デジタルはインパクトがありますが。アナログの温かみが好きです」。仕事を退いた現在は月に1度ほど、地方へSLの撮影に出かけている。今回の展示ではここ1年で撮影したSLなどを披露する。

 3人組は金子さんと「撮り鉄」の後輩、森本誠一さん(相模原市緑区在住)、森本智文さん(横浜市在住)。この3人は元々「写鉄さがみはら」という鉄道撮影グループのメンバーで、同グループは11月17日(木)からJR相模原駅ビル内の相模原市民ギャラリーでも展示を企画している。金子さんは「八王子の展示は相模原での展示の予告編のようなもの。風のように走り去る列車たちの姿を心から楽しんでください」と来場を呼びかけた。

 期間は6日(日)まで。時間は午前10時から午後6時。最終日は4時まで。会場はギャラリーRoom18%(高尾町1590)。問い合わせは金子さん【電話】042・733・0361。

住所

東京都八王子市高尾町1590

ギャラリーRoom18%

問い合わせ

金子さん

電話

042-733-0361

042-733-0361

公開日:2022-11-02

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