義務教育学校緑園学園３年２組の児童約30人が10月31日、学区内にある中丸果樹園を訪れ、みかんの収穫を体験した。
同校では３年生が総合学習の授業の中で「まち探検」を行い、クラスごとに地域のスポットや歴史、自然などの調査、美化活動に取り組んでいる。
その中で２組は初夏に同所で「ブルーベリー狩り」を体験。そのことが多くの児童の印象に強く残り、「緑園にこんな素敵な場所があることをもっとみんなに知ってもらいたい」という声があったことから、みかんを収穫して全校児童・生徒と教職員の給食に添えることにしたという。そのために必要なみかんは１１０５個。児童はハサミを手に１人40個を目標に黙々と収穫していった。
中丸果樹園や収穫の様子は児童が作ったポスターや動画で全校児童と生徒に紹介され、11月４日の給食で提供された。また11月末には３年生全員で同所を訪れ、みかん狩りを楽しむ予定となっているほか、ＳＤＧｓなどの学習にもつなげていくという。
収穫したみかんと２組の児童、中丸さんら
【中丸果樹園 取材レポ】
