二宮町川匂の善波保雄さん宅の裏庭に咲くざる菊が、見ごろを迎えている。 毎年、挿し芽をして約400株を育てており、1株の直径は1・3m。ボリューム感たっぷりのざる菊が整然と立ち並ぶ様子に、思わず歓声を上げる来訪者も多くみられた。
およそ20年近く、この地で毎年ざる菊を育てている善波さんは「うちは1色のざる菊が一面に広がる景色が見られるのが特徴。花の色の変化も楽しんでほしい」とほほ笑んだ。白い菊の花は、満開後1週間程度でピンクに色が変化し、赤紫へと色が濃くなっていく。一般公開しており、23日(水)ごろまで見られるという。
場所は、国道1号線「川勾神社入口」信号から東海道線の跨線橋を渡った先。「ざる菊園」の案内看板がある。駐車場数台あり。