綾瀬市の中心部にほど近くにある、「ピッピことりこども園」は、隣接する「りょうせい幼稚園」を運営する「学校法人明和学園」(古郡孔文理事長)が、幼保連携型認定こども園として2019年4月に開設しました。
理事長は社会奉仕団体の地元ロータリークラブの活動を通じて、長年地域社会にも貢献し、その人脈を法人運営に活かすなど、地域密着の運営をされています。
学校法人の設立は1975年で、まもなく開設50周年を迎えます。「りょうせい幼稚園」で培った幼児教育のあり方を、「こども園」にも取り入れ、のびのびと安心して過ごせる生活環境の中、子どもたちひとりひとりの成長に合わせた充実した教育、保育を展開しています。
園の特長
両園の特長は、子どもたちにとっての充実した遊びの環境と、経営者とスタッフ、幼保の連携があります。
先生方は、地元の綾瀬市のほか、海老名・座間・寒川の周辺から車やバイクで通勤しています。駅の無い綾瀬市にあっては、園専用の駐車場も大きな問題ですが、その点は、施設も園庭も、送迎や通勤のための駐車場もどれをとっても広く、ゆったりとした環境が整っています。
こども園は0歳~5歳児の定員120人、幼稚園は年少・年中・年長各3クラスの定員200人のとっても賑やかな法人です。
入社2年目、同期の2人
1歳児のクラスを担当する奥津由夏さんと、3歳児を担当する苅部萌香さんは、2021年4月に短大卒で入職した同期として、互いに切磋琢磨しています。
奥津さん
奥津さんは大和市出身で、幼い頃から保育士に憧れ、中学では陸上、高校では吹奏楽部で活動していました。就職活動で綾瀬までの範囲で保育園を検索してたところ、この園の情報で興味を持ったといいます。その後、見学で園を訪れ、「ここで仕事がしたい」と考え現在に至っています。
コロナ禍で、先生として子どもに見せたい喜怒哀楽を目と眉で表現し、時には言葉を発さないようマスクを取り、「こんな顔しているよ」と伝えるようにしているといいます。
苅部さん
苅部さんは、高校時代にいとこの子と遊ぶことがあり、「子どもと関わる仕事がしたい」と考えたそうです。母園で実習した際に、こどもの頃の恩師が「ピッピの園長になった」ことを知り、見学に訪れ、新卒内定を得たそうです。
同期の奥津さんがいることで、「いつも奥津さんを頼っている」と言いつつも、「乳児から幼児へと成長するなかで、英語や体操を学ぶようになり、子ども同士の会話にも成長がうかがえる」と、この仕事にやりがいを感じているそうです。
2人は「先生方がみんな明るくて、楽しい人ばかり。そういう雰囲気は子どもたちにもしっかり伝わっている」と、この法人の魅力を語っていました。
- 山崎園長は「本当にみんな明るく楽椎人ばかりで助かっています。2人がしっかりと成長していけるようサポートしていきたい」と話していました。
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