災害に対する正しい知識を身に付けてもらい、地域防災を先導する力を養う「地域防災の達人養成講座」が12月7日、14日、21日にみなみ市民活動・多文化共生ラウンジ=浦舟町=で行われる。同所の主催。災害がやってきた時に自分や家族、地域を守るための知識を身に付けてもらうことが目的。
区・消防職員が講話
講師に南区総務課危機管理・地域防災担当係長の高橋円佳さんと南消防署総務・予防課予防係長の折戸卓也さんを迎える。初回は「南区の災害リスクと正しい避難方法」として、サイトで見られるマップを使い、南区の災害リスクについて学びつつ、避難方法についての話を聞く。2回目は「過去の災害から学び、自らの備えと地域防災を考える」をテーマに、阪神・淡路大震災を例に倒壊や火災被害の状況などを知り、自助や共助の重要性を学ぶ。最終回は「大地震をシミュレーションしよう!地域の安全を守る〜」として、参加者が地図を使い、避難路を考える訓練を行う。さらに、地域で行われている防災対策の事例を知る。
時間はいずれも午後2時から3時30分。定員15人。参加無料。申し込みは電話などで同ラウンジへ。問い合わせは【電話】045・232・9544。