写真展「非平和展 女性」
川崎市平和館は12月11日(日)まで写真展「非平和展 女性」を開催中。
戦争や武力紛争、貧困や差別など人から尊厳ある生を奪う行為や社会の構造を指す「非平和」。同館は根強く残る広範な性差別を「社会が克服できていない大きな非平和」とし、さまざまな非平和にさらされる女性たちの写真や女性ジャーナリストの作品約50点を展示。
ウクライナ侵攻下の親子の写真も
ウクライナ侵攻下の親子や、紛争下の性暴力により無免許医師の中絶処置が横行するスーダンの実態、自衛隊での性被害を告発した五ノ井里奈さんの写真も並ぶ。課外学習で訪れた藤沢市立高倉中学校1年の生徒は「中絶で取り出された胎児が捨てられた写真が印象的だった」、他の生徒は「ウクライナのお母さんと赤ちゃんが亡くなった写真を見た。戦争は起こしちゃいけないとすごく感じた」と話した。
午前9時〜午後5時。(問)【電話】044・433・0171