オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のハイライト版とクリスマスコンサートを楽しむ「三の丸クリスマス」が12月24日（土）、25日（日）、小田原三の丸ホールで開催される。

ヘンゼル役に松本真代さん、グレーテル役に村山舞さんに加え、眠りの精・露の精役に西由起子さん、魔女役に菊地貴子さんを迎えた小田原ゆかりの歌手たちによる公演。さらに、ピアノも小田原出身の園田紘子さん、演出は同ホール館長の大石時雄さん自らが務め、内容はもちろん舞台美術や照明にもこだわった、小さな子どもたちも楽しめる舞台を目指す。

11月に開かれた初の通し稽古では、出演者が集合。衣装も身に着け、お互いの呼吸を確認した。

西さんは「若い優秀な演者たちが小田原にいることを知ってほしい」、菊地さんは「思い出に残る公演にしたい」、園田さんは「敷居を感じずにオペラを聴くきかっけになれば」と公演への意気込みを語った。

開演は両日ともに午後２時。全席指定で５歳以下５００円、18歳以下１０００円、一般２５００円。三の丸ホール窓口ほか、ウェブサイトなどで販売中。