横須賀市では、いじめ防止の意識啓発と差別のないまちづくりに向けた「ピンクシャツデー運動」を今年7月から始めている。活動の発祥はカナダ・バンクーバーの高校。ピンク色のシャツを着てからかわれた男子生徒を救おうと、仲間たちがピンクの服や小物を身に着けて登校したことで、自然といじめがなくなったという。ここから派生して、いじめ根絶を訴える運動として広まっている。
市では偶数月の最終水曜日に市職員らが〝ピンク色〟を身に着けており、12月は21日㈬に実施。これに合わせて、オリジナルのTシャツを制作した。1枚1700円で、市役所1号館1階の「ともしびショップマリン」で12月14日㈬から販売。市人権・ダイバーシティ推進課では、市内の企業や団体にも運動を呼びかけている。