ラダーで健康増進
南永田山王台連合町内会の南永田北町内会(岩田春男会長)は、コロナ禍で運動不足になった高齢者の健康づくりと交流促進に取り組んでいる。
南区かいご予防サポーターを務める北町内会の河原公子さん=人物風土記で紹介=が中心となって9月に結成した「四季の会」では、高齢者でも気軽にできるトレーニングを教えている。月1回、永田南の長者ケ谷公園や町内会館でラダーを使ったトレーニングを実践。転倒予防に効果的な足の運動をリズムを刻みながら楽しく行う。
四季の会の活動には、北町内会のほか、南永田地区の5町内会の住民も参加。コロナ禍で希薄化した住民交流を図る機会になっている。河原さんは「『輪を広げよう』がモットーなので、これからも活動の幅を広げていきたい」と話す。
北町内会は10月29日、永田三繩田第二公園の近くの広場で住民交流を促すイベントを行う予定。まちの輪を広げていく。