子どもにやりがいを
本大岡地区町内会連合会の弘明寺町山下町内会(根本守会長)は子ども同士の交流を促すイベントを実施。今年の子ども縁日は射的やスーパーボールすくいの模擬店などが並び、親子での参加が目立った。その翌日に行われた弘明寺商店街周辺の町内神輿が商店街を練り歩く「若宮五ヶ町連合渡御」の機運を高める機会となった。
3年前には、新型コロナウイルスに感染するかもしれないという不安を抱えながらごみを回収する作業員に感謝の気持ちを伝えようと、町内の子どもが絵に感謝の言葉を添えたポスターを掲示。作業員を元気付け、子どもの特技を生かす機会にもなっていた。根本会長は「コロナ禍が少し落ち着き、従来の地域行事ができるようになってきた。子どもたちが自分の生まれ育ったまちを誇りに思えるような機会を作りたい」と話し、子育て世代が中心となるまちづくりを進めたいという。