「学生服リユースショップ さくらや相模原店」ってどんなお店?
皆さんは、卒業後の学生服をどうしていますか?「クローゼットの奥に眠らせている」なんて人も多いのではないでしょうか。「学生服リユースショップ さくらや相模原店」は、いらなくなった学生服を地域福祉に役立て、たくさんの人を笑顔にするために事業を展開しています。
いらなくなった学生服が、地域福祉の貢献につながるまで
さくらやが行う学生服リユース事業の流れは以下の通りです。
1.不要となった学生服が「ツナグ回収ボックス」に投函される
回収の対象となるのは、不要となった幼稚園・こども園・小学校・中学校・高校の制服や体操服、帽子、リボン、ネクタイなどです。学校名と卒業年度を明記した紙を同封して、相模原市内の施設や店舗に設置されている「ツナグ回収ボックス」に投函します。
- ボックスの設置場所は、同店の公式ブログからチェックすることができます。
2.同店がボックスに入った学生服を回収
ボックスが設置されている施設や店舗から「学生服がボックスに入っていますよ!」と連絡が入ると、スタッフが早速回収に行きます。
3.障害者就労支援事業所でお手入れを行い、お手頃価格で販売
さくらや相模原店を運営しているのは、障害者の就労支援事業を手がける株式会社アンスタイルです。就労継続支援A型事業所「あん’s work」で働く障害のある人が、回収した学生服のお手入れを担当します。
その後、経済的に困難な状況にある家庭や、SDGsの取り組みに賛同する家庭などに向け、安く販売します。
4.想定査定金額を「子供の未来応援基金」や「相模原市子ども・若者未来基金」に寄付
学生服を買い取った場合の想定査定金額は、子どもたちをサポートするために寄付します。
- 内閣府が運営している「子供の未来応援基金」は、子どもの貧困対策を進めるための官民連携プロジェクト。子どもたちの学習や食の支援、居場所づくりなどを行う団体の活動を支えます。
- 相模原市が運営している「相模原市子ども・若者未来基金」は、すべての若者の自立・活躍を願い、企業や団体からの寄付金を返還不要の奨学金の給付や社会的養護自立支援事業(児童施設に入所している子どもが自立した社会生活を送るための支援)などに活用しています。
安価な学生服で子育て家庭を支えるだけでなく、障害のある人の仕事の創出や、寄付を通じた子どもの貧困支援まで、多面的に地域福祉に貢献しているのが、さくらやの展開する学生服リユース事業なのです。
相模原市SDGsパートナーに登録
株式会社アンスタイルの取り組みが2022年に「相模原市SDGsパートナー」に認定されました。それに伴い、期間限定で相模原市役所、南区役所、緑区役所に「ツナグ回収ボックス」を設置。市と連携して学生服の回収を進めました。
「学生服リユースショップ さくらや相模原店」は学生服を通じて
幸せのサイクルを生み出していた!
- 不要になった学生服が誰かの役に立つ
- 家計を支えるだけでなく、障害者の仕事を創出
- 売り上げは子どもの貧困対策のために寄付
- 地域に密着した福祉への貢献
さくらや相模原店の取り組みを知り、少しでも興味を持ったら、お近くのボックスに学生服を投函しに行きましょう!さくらやは全国に60店舗展開しています。相模原市外にお住まいの場合は、公式サイトからお近くの店舗をぜひ探してみてください。
- 公式LINEはこちら:https://lin.ee/HF8JnQ8