横須賀市の現役高校生が吹奏楽で「青春」を創る・3年間の集大成「夢の吹奏楽コンサート」自主企画<2月23日>

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横須賀市の現役高校生が吹奏楽で「青春」を創る・3年間の集大成「夢の吹奏楽コンサート」自主企画<2月23日>
全体練習にも力が入る=昨年12月

 演奏からステージ設営、運営まですべてを現役高校生が手掛ける「夢の吹奏楽コンサート」が2月23日(木)、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれる。テーマは「高校生よ、今こそ吹奏楽で青春を創れ」。コロナ禍で演奏機会を失った生徒たちによる自主企画で、「観客を前に演奏する」ことの喜びを噛みしめながら舞台に上がる。

 「これまでは地域のイベントなど月に数回、演奏の機会があったが、それもほとんどなくなってしまった」。コンサート発起人の高校3年生、小森谷拳太郎さん(横須賀総合高)と松本一星さん(横浜創英高)はそう話す。ともに南郷中(葉山町)出身で新型コロナによる休校があった時期に高校へ入学。部活動の練習制限のほか、コンクールも中止になった。「学生生活の心残りがあった。最後に思い出を作りたい」と、”高校生だけ”のステージ企画を発案したのが昨年10月。実行委員会を立ち上げ、すぐに会場を確保。人づてに声を掛けると、スタッフを含めて70人超が集まった。主に横須賀・逗子・葉山・三浦・横浜の高校生で、そのうち半数以上が3年生。「ひとつのステージをみんなで作りたいという思いを共有する仲間。音楽は聴いてくれる人がいて成り立つもの。高校生活の集大成にしたい」と楽団長・指揮を務める小森谷さん。アルトサックスの松本さんは奏者をまとめるコンサートマスターに就いた。

 演奏プログラムは、吹奏楽オリジナル曲やポップスなど思い入れのある数々を並べた。「舞台のメインとなるような曲も多くて選曲には悩んだ」と2人。来年度のコンクール課題曲や世界初演となる楽曲もあり、「1回限りのステージ、ここで聴けて良かったと思ってもらえれば」と話す。当日は、地元の中学生によるプレ演奏の時間も設けるという。

3年間の集大成 

発起人の松本さん=写真右=と小森谷さん

 参加者には受験を控えた生徒もおり、全体での練習は数回ほど。演奏やステージ運営だけでなく、案内チラシやロゴの制作、広報、チケット販売まで自分たちで手掛けている。

 今回のコンサートには、生徒だけで企画し、発表する場を今後も繋いでほしいという思いを込めて「#1 mov」と付けた。「楽器はこの先も続けられるけれど、学生だけの『吹奏楽』は、振り返れば貴重な体験になるはず。ステージに向かう高校生の”本気”を応援してほしい」

 当日の開場は午後4時30分、5時30分開演。チケットは一般2500円、学生1500円、高校生以下1000円。販売サイト(【URL】https://teket.jp/4900/16867)で取り扱っている。

開催日

2023年2月23日(木)
開場:午後4時30分 5時30分開演

住所

神奈川県横須賀市ベイサイドポケット

費用

チケット:一般2500円 学生1500円 高校生以下1000円

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公開日:2023-01-15

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