新たな『アクティブレスト』を求めて―
神奈川県松田町は、都内から東名高速道路でおよそ40分。アクセスの良さに加え、キャンプ、登山、渓流釣り、サイクリング、BBQといったアウトドアのコト消費に応えられる豊かな自然資源に恵まれた町です。人口1万人ほどのこのまちで、今、少しずつ盛り上がっているのが、身一つで壁をよじ登る「スポーツクライミング」と聞き、疲労回復をより高めるといわれている『アクティブレスト』にハマっている女性記者が新たな休日の過ごし方を求めてボルダリング体験して参りました!!!!!!
クライミングといえばこれでしょ!
松田町の生涯学習センターは、文化とスポーツの両機能を備えた複合拠点施設。ここにスポーツクライミング用の人工壁が屋内外に計2つあります。上の写真は高さ13m、幅6m、最大傾斜115度のリードウォール。
- こんなに本格的なのに、初心者から体験できると聞き、同行のカメラマンに「ぜひ!」とチャレンジを勧められましたが、私のこれからの楽しみがなくなってしまうので、次の機会にとっておくことにしました。
というわけで、今回私が登ったのはコチラ
屋内の人工壁「ボルダリングウォール」があるのは、なんと大ホール舞台上。中の壁を見て「ずいぶんかわいい大きさに…」と思った方いますよね?
ハイ、それは間違いです。
- 体験メモ ここでも高さ5m、幅21.6mあるんです!一般的な住宅の天井が2m40㎝位ですから、大体1階から2階の天井位の高さがあるということになります。
記者の「これ、やっぱり登るんですよね」の問いに「はい、これ登ります」と職員さんの淡々とした紹介が私の緊張を高めていきます。
では、登っていきます
いざ壁を前にすると、その迫力に圧倒されます。山登りが好きで、自分で言うのもなんですが体力や運動神経にまあまあ自信がある私でも、気合いが必要でした。
写真左側に級が色分けされていますが、その色の突起を使って登った場合のレベルを表しているそうです。
- Point ピンクの突起を使って登れば8級というわけです。私の手は5級の赤にかかっていますが、今回、級は無視!!!でいきました。とにかく登らなければ「体験レポ」になりませんので!!
自分をほめてやりたい―
級を無視してしまえば、登るのはそれほど難しくありませんでしたが、問題はその先。壁下にすごく分厚いマットはありますが、命綱などはありませんので登れば登るほど「もし落ちたらどうしよう」と恐怖が増すんです。そして見事登頂(?)に成功、よくやった私。伝わりますか、この高さ。
- 体験メモ この壁は有料で利用できますが、実技指導等はありませんのであらかじめご承知おきを。職員さんによれば、壁の使い方として登るのも一つですが、地面に足が届く範囲で横に進むのもアリ。全身のストレッチや筋力向上にもおすすめとのことでした。
ひと仕事終えたので、リラックス
「松田町の人工壁を制覇せよ」というこの日のミッションを終え、記者も緊張から解放。傾斜のあるボルダリング壁を職員さんのアドバイス通りに横進みして楽しんじゃいました。
- 体験メモ 全身運動っていろいろありますが、室内なので天候など関係なし!しかも、かなりのトレーニング効果が期待できそうなので、早くもリピ確定の予感。
浮かれていると「実はもう一つ、おすすめがありまして」と職員さん。何やら舞台袖から機械を押して登場デス。
記者、歌手になる
職員さんが押して来られたのは、そうカラオケ機器です。
大ホールですから、ステージからは1,000以上の席が見渡せます。これだけの会場、音の響きも歌声の響きも違います。すべて整った環境で恥ずかしがってなんかいられません。促されるままに十八番をセット。さっきまで壁を登っていたのも忘れて、私、歌手となりました―。最高に気持ちよかったです。松田町、ステキな時間を“ありがとう”。
取材後記
次の休日は、サクッと流行りの低山登山をして、駅周辺でおいしいものを食べて、午後は壁を登って、最後は歌手に―。松田町だからこそできるアクティブレストにハマっちゃいそうです。
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