とろけるような柔らかさとジューシーな旨味を口の中で感じられる「三浦牛」をふんだんに使った特別給食が、2月10日に南下浦地区の小中学校で提供された。
「三浦牛の日」と題した市の事業で、コロナ禍で消費低迷に陥る市内事業者への経済支援と地場食材を口にした子どもがまちに誇りを持ってもらうことが狙い。献立は、三浦牛の牛丼、ブロッコリーサラダ、イチゴ、牛乳。1人当たりの食材費は、小学校約640円、中学校780円で、通常の約3倍以上掛かった。
物価高騰の影響を受ける児童・生徒の保護者の負担軽減を目的に、市は昨年10月から今年3月まで、市立小中学校の給食費を全額補助している。
2月22日(水)には、三崎・初声地区でも同様の特別給食が提供される。