ソレイユの丘 が「エンタメパーク」に刷新 4月14日にリニューアル開業(横須賀市)

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ソレイユの丘 が「エンタメパーク」に刷新 4月14日にリニューアル開業(横須賀市)
高さ15m級の大型アスレチックを新設=写真左側

 リニューアル工事に伴い、昨年10月から休園している「長井海の手公園ソレイユの丘」のグランドオープンが4月14日(金)に決まった。同月から管理運営者が代わり、公園敷地を拡大して、園内で楽しめるコンテンツも刷新される。

 同公園は、民間資金などを活用した施設の整備を行うPFI方式を採用した国内初の都市公園として、2005年にオープンした。21年には累計入場者数が1千万人を突破、横須賀市では西地区の重要な交流拠点として、開園20年を前に大型のリニューアルに乗り出した。工事のため昨年10月から休園しており、市が取得した同園隣接の国有地(東側平坦地と南側崖地/計6・7ha)の新施設開設と既存公園のリノベーションを行っている。

 これを手掛けるのは、4月から管理運営者となるエリアマネジメント横須賀共同事業体(代表企業/株式会社日比谷花壇)。園内のコンテンツ刷新で「365日誰もが遊び楽しみ尽くせるエンターテインメントパーク」を目指していく。

強みは「眺望」

 観覧車やどうぶつ村、ほたるのせせらぎ、ロードトレインなどの園内既存コンテンツは継続して活用。新たに設置される遊具の目玉は、高さ15m級の大型アスレチックと全長約300mのジップラインだ。花畑を見渡しながら雄大な空を体感できる仕掛けを設けた。さらに、グランピングやオートサイト・フリーサイトなど、キャンプ施設も拡充してアウトドアレジャーの需要に応えていく。また、花畑の面積も5haから10 haに拡張。芝生広場は大型フェスの会場やフリーキャンプサイトとして活用できるようにする。

 屋内では、新たにイタリアンレストランやフードコートがオープンするほか、AR・VR・eスポーツが体験できる施設も新設。南側の崖地にはデッキを設け、オーシャンビューの眺望も全面に打ち出していく。

キャンプ場予約3月から

 リニューアルを機に、「丘・海・空・太陽」をモチーフに四季や一日の時間の移り変わりを表現する新たなロゴも決定。公園に関する詳細は、リニューアル準備サイト(【URL】https://soleil-park.jp/)で紹介している(キャンプ場予約は3月1日(水)から同サイトで受付)。オープンは4月14日午前10時、園内ヒルトップ広場でセレモニーが行われる。

住所

神奈川県横須賀市長井4丁目地内

ホームページ

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公開日:2023-03-01

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