国登録有形文化財「五十嵐商店」(本町二丁目2687番地)で4月3日頃まで、ひな人形の展示を行っています。同店1階のCafeいがらし(小野文男店主)の営業時間内(午前11時から午後7時/日曜定休)なら、自由に見ることができます。
各家庭に眠るひな人形を飾るスペースを提供し、秦野市民が日本の伝統文化に触れる機会を創出することで、文化発信と交流の場とすべく昨年から始めた取り組み。展示期間は小野さんが子どもの頃、秦野市内で行われていたという旧歴のひな祭りに合わせています。
店内には七段飾りや、きめこみ人形など大小様々なものから、明治時代の物と思われる歴史あるものまで飾られており、今後も順次展示数を増やす予定だといいます。
展示スペース提供
また、五十嵐商店ではひな人形を飾ってくれる家庭を募集中。展示条件は各自で設置でき、期間終了後に自宅に持ち帰ることができる人。ひな人形であれば古い、新しい問わず展示可能。昨年は久々の飾り付けを楽しむ人、友人を連れ鑑賞に訪れる人など企画は好評だったといいます。
問い合わせは五十嵐商店【電話】0463・68・8326へ。