愛川町の箕輪耕地で春の訪れを告げる風物詩である「ツクシ」が姿を見せている。
北海道から九州まで広く生息し、童謡でも歌われるなど生活に身近なツクシ。原っぱや公園などにも多く見られ、その愛らしい形から親しまれている。一方、強い生命力から一度繁殖すると駆除が大変なため、農家の人からは「地獄草」と呼ばれることもある。
愛川町の箕輪耕地は広い田んぼが広がり、肥沃な土地からツクシも多く、あぜ道と水路の間などに見ることができる。
「土筆」という漢字もある通り特徴的な見た目だが、ツクシは植物名ではなく、シダ植物のスギナの胞子茎を指す言葉。