奉仕団体「三浦ロータリークラブ」（奥山浩司会長）が昨秋、南下浦市民センターで実施した「みんなの食堂」。子ども食堂がない三浦でニーズを探ろうと、市内初の取組として注目を浴び、４日間で約２２０食の利用があるなど、好評のうちに幕を閉じた。その第２弾が、２月18日から３月11日までの土曜、東岡区民会館（城山町１の12）で開催している。

中学生までの子どもは無料、大人は３００円で、クラブ会員が手作りした具だくさんのカレーライスを食べられる。豚肉や野菜、ルーは（株）鈴木水産から無償で、米は子ども食堂を運営する団体などから寄付を受けた。三崎小、三崎中、名向小、岬陽小に案内チラシ７５０枚を配布した効果もあり、初日は54食、２日目は51食を提供する盛況ぶりだった（基本は50食限定）。子どもやその保護者が多く訪れたほか、高齢者の姿も見られ、会場は多世代で大いに賑わった。５歳の保育園児は「みんなと食べるから美味しい」と口一杯にカレーを頬張った。

　各日午後５時から７時。なくなり次第終了。６月までに初声地区でも水平展開する予定だという。詳細は同事務局【電話】０４６・８８１・５１１１