大和市内の猫好きの主婦たちが中心となって猫作品を展示する「第10回あすあネコ展」が20日(月)まで、旭区民文化センターサンハート(横浜市)で開催している。2007年から始まった同展は惜しまれながらも、今回が最後となる。
「あすあネコ展」はコロナ禍の影響で延期となっていた中、4年ぶりの開催となった。会場には絵や写真、オブジェなど12人の作品が会場を彩り、来場者には手作りされた猫グッズのプレゼントも用意されている。
「好き」が原動力
同展は市内中央在住の山口ゆう子さん(72)と原令子さん(71)の出会いから始まった。ボタニカル教室で知り合い、お互いに猫が好きという共通点が見つかった。山口さんは油絵、原さんは粘土細工を得意とし、「猫作品にして展示したら楽しそう」という思いから展示会が企画された。
大和市・横浜市の主婦たちにも声を掛け、定期的に展示会を開催してきた。猫好きの来場者が多く、「猫の写真を持ってきて見せてくれる方がいたり、時には実際に猫を連れてきた方もいた」と山口さん。