市民協働による活動紹介などを通して、協働の今や今後を考える「市民協働未来フォーラム２０２３」が３月29日午後１時20分から市役所１階アトリウムで行われる。横浜市市民協働推進センターと市市民局市民協働推進課の主催。

　同センターは地域団体やＮＰＯ、企業、大学、行政など「横浜を良くしたい」と活動する組織間のコーディネートや協働による活動を支援する役割があり、２０２０年６月、市庁舎１階に開設されたもの。市民セクターよこはま・関内イノベーションイニシアティブ共同事業体と横浜市が運営する。

　今回のフォーラムでは、開設から３年が経過するのを前に、センターが果たしてきたこれまでの歩みと取り組んだ課題解決の事例が紹介される。多彩な取組で地域のつながりを作っている都筑区の北山田町内会会長の本間彰さん、「旭区まちづくりポット」の代表で本や読書を通したまちづくりを行う沼田真一さん、県立横浜清陵高から横浜市立大学へ進み、学生コミュニティ「下町編集室ＯＫＡＳＨＩ」の共同代表を務める小林璃代子さん、ＮＰＯ法人「くみんネットワークとつか」の理事長で地域の居場所を運営するなどしている田辺由美子さんが「新たな担い手が拓く、協働の未来」をテーマにパネルディスカッションを行い、これまで実践してきた活動を紹介する。

　参加無料、申込不要。問い合わせは同センター【電話】０４５・６７１・４７３２。