横浜市西区の横浜市民ギャラリーと伊勢山皇大神宮で4月3日まで、美術展「横浜開港アンデパンダン展」が開かれている。実行委員会の委員長を鶴見区在住の古川巧さんが務めている。
今回で第11回となる同展は、無審査、無褒賞、自主独立を基本とし、プロ・アマを問わない作品約300点が並ぶ。
横浜市民ギャラリーでは、平面作品や展示空間を含めて作品とみなす「インスタレーション」の作品が展示される。また、伊勢山皇大神宮のふれあい広場では立体作品のほか、舞踏パフォーマンスも披露される。
そのほか、市民ギャラリーでは同展の特別企画として企画展示「横浜開港から始まる写真の足跡」を開催。下岡蓮杖など、西洋文明の流入で情熱的に写真に取り組んだ人々を掘り下げる。
古川さんは「様々な作品が展示されているので、見た人が芸術に踏み出すきっかけになれば。ぜひ気軽にお越しください」と呼びかける。
入場無料。時間は午前10時から午後6時(最終日午後1時)まで。