NPO法人「よこすかなかながや」が4月10日から、横須賀市役所地下にある横須賀セントラルキッチンで弁当の販売を始めている。
「なかながや」は池上で朝夕の子ども食堂や学習支援、食料支援(フードパントリー)を行っており、昨年11月にNPO法人化した。活動の運営資金を確保するため「ながやキッチン」と名付けた弁当販売を開始。平作8丁目の店舗のほか、横須賀中央のリドレ前とアビバ横須賀中央店前で販売している。
弁当の種類は常時4種類前後で、セントラルキッチンでの営業時間は平日午前10時から午後2時。販売には、かつて「なかながや」に通っていた人や、認知症デイサービス施設や就労継続支援B型施設の通所者もスタッフとして担当している。理事長の和田信一さんは「屋内の販売場所ができてよかった。お弁当を通して、なかながやの活動を知ってもらえれば」と話した。