東逗子駅開業70周年記念誌『横須賀線100年の歴史と辿る東逗子懐古録』=写真=が、このほど完成した。
昨年4月に開業70周年を迎えた同駅。請願運動の中心を担った法勝寺前住職・三田村鳳治さんの思いをきっかけに、地元関係者が実行委員会を結成。記念式典の開催や駅構内でのパネル展示、講演会の開催などを行ってきた。
『懐古録』は同実行委記念誌部会が担い、横須賀線の歴史に詳しい逗子市在住の蟹江康光さんと由紀さんが執筆した。「切符から見た東逗子駅」と題して、地域住民から寄せられた当時の貴重な切符や記念入場券が勢ぞろい。開業当時の駅の様子や500人が列席した落成式、業務開始式時の貴重な一コマのほか、時刻表も収録した。
駅建設に向けた運動とともに、沼間の近代史と発展する横須賀線沿線の地域の様子も網羅した一冊。現在、市観光協会と市商工会で無料配布中。無くなり次第終了。