逗子海岸花火大会<4年ぶり開催決定!>5月26日(金)各種高騰のため募金箱・クラファンで不足分支援呼び掛け中

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逗子海岸花火大会<4年ぶり開催決定!>5月26日(金)各種高騰のため募金箱・クラファンで不足分支援呼び掛け中
実行委員会のメンバー

 5月26日(金)開催の逗子海岸花火大会まで1カ月を切った。ただ、昨今の原油価格・物価高騰などから約1000万円の資金不足が見込まれ、実行委員会(山上良委員長)は頭を悩ます。市内各地への募金箱の設置や有料観覧席の販売などに取り組む中、現在、クラウドファンディング(CF)にも挑戦中。花火大会翌日27日(土)までの支援を呼び掛ける。

 インターネットを介して少額ずつ資金を調達するCFは、地元だけでなく広いエリアに支援を呼び掛けることが出来る。同時に若者層へのアピールにも有効だ。今回の目標金額は300万円。返礼品には花火観覧席や地元の店で使えるクーポン券などを用意している。CFを担当するのは地元逗子市をはじめとした湘南地域の魅力を発信するウェブサイト「湘南ラバーズ」を運営する齋藤壮一郎さん(31)。

齋藤壮一郎さん

 逗子で生まれ育った齋藤さんは花火大会の運営資金が1千万円不足していると知り、何か協力できることはないかと思案。市に対してCFの活用を提案したところ人手不足だと言われ、「それであれば自分が」と立候補した。3月から実行委員会にも参加し、観光協会と協力しながら準備を進めてきた。インスタグラムのフォロアーが2万人を超える齋藤さんは「生まれ育った逗子市に恩返しをしたかった。仕事の経験からネットの可能性を実感していた。SNSなどを通してこれまで来なかった若い世代にも花火の魅力を届けたい」という。

 幼いころから花火大会を見てきた齋藤さんは「ぜひ、逗子の花火大会の醍醐味である臨場感を味わってもらいたい」と一押しの返礼品にオードブルとドリンクがセットになった観覧席(1万3000円・1万5000円)を挙げる。通常の有料観覧席は花火大会が中止となった場合、返金されないが、CFであれば返礼品が貰えるというメリットがある。他には逗子の街を堪能してもらおうと、応援店舗で使えるクーポン券などを用意した。使用期限は年末まで。大会後も逗子への来訪を促し、消費喚起と経済活性化につなげたい考えだ。

まちづくりの一助

 実行委員会は今年の花火大会をコロナ禍からの再スタートと位置付け、「みんなの笑顔を取り戻せる大会にしたい」と強調。そのうえで、「見る参加から一緒に作り上げる参加を」と呼び掛ける。支援することで花火大会の当事者となり、まちづくりにも意識が向くことを期待する。「逗子を盛り上げるために何ができるか考えるきっかけになれば」と話す。

 花火大会は逗子市観光協会、逗子市主催。1958年に始まり、今年は66回目。コロナ禍で中止が続き4年ぶりの開催となる。午後7時30分開始。荒天時中止。CFへの支援は市観光協会ウェブサイトから。

開催日

2023年5月26日(金)
午後7時30分開始
※荒天時中止

2023年5月27日(土)
まで支援呼び掛け

住所

神奈川県逗子市逗子海岸

ホームページ

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公開日:2023-05-04

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